ThinkPad W510のHDDを交換してOSを再インストールしようとしたところ、インストール途中で固まってしまう。
別HDDに交換したが同様の事象が発生。(ただしフリーズ場所は異なる)
BIOSからHard disk drive diagnostics programにてハードディスクをチェックすると、途中40%程度のところで急激にチェックの速度が遅くなる。
Resultにはエラーメッセージとして以下表示される。
Error code 0100: Speed test failed
通常、エラーが発生しなければ"Pass: Read verification and speed test"と表示されるため、明らかに何かおかしい。
しかし、ハードディスク2台とも同時にエラーが発生したのか。もう1台別(3台目)のHDDにて再度試してみるか。
参考程度だがThinkPad X61 SSD80GB(intel)だと10-20分程度でdiagは完了する。
[追記]2011/10/09
BIOSでSATAのモードをAHCIからCompatible(互換モード)に変更したらハードディスクのチェックは完了した。しかし、Windows 7インストール後にOS起動したらやはり固まる。BIOSは現時点で最新版のv1.39を導入済み。ハードディスク固有の問題かと思ったが、HitachiおよびWDで問題が発生する。
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ThinkPadなどノートPCではNIC拡張の方法は限られる。
1.Expresscard/34対応のLANカード
これは製品自体非常に数が少ない。本日時点で入手可能な製品といえばソネット社の GE1000LA-E34 Presto Gigabit Ethernet Proだろう。
http://www.sonnettech.com/jp/product/prestogigproec34.html
WindowsやMacに対応している。チップはMarvell 88E8053だった。
Mac OS X LionやWindows Server 2008 および2008 R2に対応しているのがうれしい方もいるだろう。
ESXiではデフォルトで認識しないが、ドライバーを自分で準備することでESXi4については利用可能になるかもしれない。
KernelCrash - Using a Marvell LAN card with ESXi 4
http://www.kernelcrash.com/blog/using-a-marvell-lan-card-with-esxi-4/2009/08/22/
2.USB接続のLAN
こちらは各社いろいろ製品が出ている。好みで選べばよいと思う。私はバッファローのLUA3-U2-AGTやアイ・オー・データのETG3-US2をそれぞれ複数個利用している。両方ともチップはASIX Electronics Corp. の AX88178というチップを利用している。
メーカーのサイトにいくと各OS用のドライバーがある。
・AX88178 -- USB2.0 to 10/100/1000M Gigabit Ethernet Controller with GMII Interface
http://www.asix.com.tw/products.php?op=pItemdetail&PItemID=84;71;100&PLine=71
USB-LANではUSBの性能が足かせとなりあまり速度は出ないが複数NICがあるといろいろな検証が行えるため一つの方法と思う。何より手軽にネットワークポートを増やすことができるのは良い。
ThinkPad W510にESXi5とHyper-V Server 2008 R2をインストールした直後の結果は以下の通り。
・ESXi5
オンボードNICが認識される。
・Hyper-V Server 2008 R2
オンボードNICが認識されない。
また、Expresscard/34のSonnet GE1000LA-E34はMarvellチップだが認識しない。
しかし、以下のウェブサイトにESXi4でのMarvell LANチップ利用方法が書かれているため、ESXi4では利用可能らしい。
KernelCrash - Using a Marvell LAN card with ESXi 4
http://www.kernelcrash.com/blog/using-a-marvell-lan-card-with-esxi-4/2009/08/22/